水滸伝の世界
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水滸伝の以外な素顔やウンチク満載の本。なんで「人肉饅頭屋」がひそひそと営まれているのか?饅頭にされるのはどのような人物であるのか?そして、なぜ人肉饅頭などという、これまた常識の枠組みを越えたお話が出てくるのか?そもそも中国では・・・いやいや、それだけ読んでも水滸伝通と言われるかもしれません。私は大いに水滸伝を友人に語る時には大きな顔をして話せるネタが得られました。 |
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「水滸伝人物事典」「水滸伝と日本人」など、国内の水滸伝研究本を数多く手がけた高島俊男氏による本書。全17章から成り、それぞれが独立したテーマを扱っています。その一部をここでピックアップ・・・腕力も智謀もなく、さらに人間的な魅力もさしてない男が梁山泊108星の頂点に君臨しているのは何故なのか?「総大将宋江」、魯智深・武松・林冲、人物ごとに緻密に描き分けられた殺人のスタイル「人の殺しかたについて」、栄達を捨て、梁山泊を離れたメンバー達が追い求めた究極の自由とは?「李俊のばあい」、類稀なる美貌と強さを与えられつつ、精彩を欠くキャラクターに下降していく扈三娘の悲哀「女傑たち」、なぜ水滸伝の豪傑達はかくもあっさりとカニバリズムにはしるのか?「人を食った話」???小説としての完成度は全文中最高、しかし妙に浮いた感じのある武十回の謎を探る「武松の十回」、120回あった水滸伝を70回にカットした男・金聖嘆とは何者か?「水滸伝をチョン切った男」、九紋竜・花和尚・青面獣・・・108星の豪傑達の仇名の由来を分析する「豪傑たちのアダ名」などなど。水滸伝はもとより歴史的な根拠もない純然たる大衆文学ですが、それでも数百年を経て今なおこうした研究、熱い議論が交わされ続けるのはその面白さの奥に隠された謎、底知れぬ魅力があるからだ。古典・水滸伝を愛する全ての方々へ一読をおすすめします。 |
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この本は、水滸伝を少しでも読んだことのある人には、おすすめしたい本です。 |

