三国志〈1〉
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吉川英治というと、説教臭い「宮本武蔵」の悪評のせいで、敬遠する諸兄もいるかもしれぬが、
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まるで自分が主人公にでもなったかの様に読み手をグイグイと作の中に惹きこむ。
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歴史小説を読むと、違和感を感じてしまう事がよくある。登場人物たちがそりゃあもう、同じ人間とは思えないくらいに格好良いからだ。幼い頃、昔の日本人(信長とか信玄とか)は今の日本人とは別の生き物だと思っていたくらい。その、誇張された英雄も、良いかもしれないけれど心から愛せなかった。何処にも(たとえ過去に行ったとしても)そんな人は居ないと分かっていたから。だけど、吉川三国志を読んで、私は何人もの武将を本気で愛した!彼らは、英雄である前に一人の人間、一人の男だったから。時に泣いちゃうし、ワガママだったり、女に騙されたり、案外マヌケだったり・・・。もしかしたら、傍にいるんじゃないかなって思える英雄なのだ。実に可愛らしく、生き生きしている。吉川文学の良さは、人間を人間として描いているところにあると思う。 |
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非常に面白いです。先が気になって仕方ない。 |
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この1巻からよんだら普通 劉備を好きになっちゃってそのまま読み進めると思います。
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